この学校について

収穫の秋

        落部小学校長 山崎 晃   

 収穫の秋を迎えています。作物によっては、春が収穫の最盛期であったり、夏であったり、秋を通り越して冬であったりと様々ですが、黄金色に穂を垂らす美しい田園風景が目に入るこの時期だからこそ「収穫の秋」や「実りの秋」という言葉がしっくり来るのでしょう。千葉彦太郎さんの田んぼをお借りし、今年の六月初旬、五年生が隣町の石倉の小学生、落部中学生と一緒に苗植えの体験をさせていただきました。その苗も見事に実りました。この間にお世話をいただいた千葉さん、草取りに汗を流していただいた中学生の皆さんに「感謝」して稲刈り体験を「丁寧」に「協力」して行わせていただきました。中学校の池田校長先生のお話や片桐先生の説明、千葉さんのご挨拶に真剣に聞き入る五年生の姿がとても印象的でした。台風や激しい気象の変化にも耐えてたわわに実った稲は、今後、精米されて餅つき体験へと移っていきます。本当に感謝です。
秋には、様々な枕詞がついています。「芸術」「スポーツ・運動」「読書」「食欲」と新しいものも加えればもっとあるのでしょう。それだけ色々なことを行うのに最適な季節なのだと思います。北海道の秋は、短いとも言われます。わずかの間でも、いい季節を満喫してほしいものです。「❍心と秋の空」(❍には、男も女も入ります。)と言われます。変わりやすい天気も秋の特徴ですが、一雨ごとに寒さがまし、山の色も変わっていきます。山の葉の色が赤や黄色に変化するのは、植物が苦しんでいるからだと言った人がいます。そんなことを思うと、余計に散りゆくものの悲しさと美しさが見る人の心を打ちます。
十月七日で前期の終業式を迎えます。十三日に後期始業式ですから五日の休日になります。心のスイッチをリセットして、後期に向かいたいものです。もちろん前期で成長した姿は、そのまま残して、後期につなげてほしいと思います。
台風の影響で二日に行われた芸術鑑賞会、地域参観日、人権教室、地域の祭典、町民陸上大会、子ども会ひろばと様々なことがあった九月でした。その中で、八雲町のアイデア工作展では、落部小学校から沢山の人たちが入賞の栄誉を授かりました。夏休みの頑張りが見事に実を結びました。惜しくも入賞を逃した人たちも、次回のチャンスを生かしてほしいと思います。九月末からは、体力づくりの一環として縄跳び、ドッヂボールが始まっています。一年を通じて、落部の子どもたちはよく体を動かします。この元気は本当に素晴らしいと思います。
落部地区では、十月二日に落部中学校祭、十月末には、落部地区文化祭、音楽発表会、そして、小学校は、十一月十二日に大きな学校行事である学芸会が行われます。秋休みには、八雲町のスポーツフェスティバルが行われ本校からも多くの児童が参加します。身体も心も成長するこの「実りの秋」に期待しています。